| HISTORY 1
もちこたえるこころ
気骨かつ柔軟な姿勢は困難をも超える。
◆時は大正12年、小中清蔵が農業のかたわら兵庫県で[行季]を出荷する。ところが関東大震災に見舞われ売掛金が戻らず生家の田畑・屋敷を売り払う。しかし底力のある清蔵は大阪に移り[うどん屋]を開業。そのとき、『酒のつまみはないか』と聞かれ着眼、取り扱いを始める。その後、海産物の豊富な名古屋に移り大正14年金城軒を創業、昭和6年には合名会社に改組し、長男潔が代表社員となる。
◆ところが昭和14年、第2次世界大戦勃発。価格統制・食料配給制となる。それでも負けない潔と次男の利夫。16年、名古屋初の珍味小売店『珍味屋』開業。ここを拠点にまたしても大きく発展し、小売りから製造販売業となり後に北海道に工場を新設、そして40年利夫が代表取締役に就任、その商品の品質・味覚は数々の賞を受賞する。
◆昭和49年、52年、本社・北海道工場が予期せぬ火災に見舞われたが、長年の努力と周囲の励ましにより復興。現代表取締役小中庸禎を核に今もその気骨な底力は受け継がれ、柔軟な感性も加味し、発展を続けている。 |