| HISTORY 2
つながるこころ
人と人のつながりを大切に時代を見据える。
◆金城軒の創業者清蔵は大震災にあった時も『行季を作ってくれる農民に迷惑をかけてはならん』と自ら財産をなげうった。珍味を販売するにあたっても、海産物・農産物・畜産物などあらゆる分野の人々を大切にし、新しい味創りに励んだ。
◆昭和9年には、金城軒の誠実さが自然に伝わり、従業員も20名に増加する。更に人の和は海外にも拡がり、旧満州で加工した白魚の[ほまれ干し]が大ヒットとなる。これもひとえに金城軒の先見性と人の和の産物といえる。
◆高度成長期である昭和30年代、近代化の波の中で機械化・包装資材の発展が進み珍味も急速に一般の人々に普及した。時代を読み取る力に優れた金城軒は業販に絞り込み、大量販売により大きく成長する。もちろん従業員を大切にする姿勢は変わらず、10年勤続者の給与を2倍に設定する。
◆そして次男の利夫が代表取締役に就任した昭和40年に[荒波さきいか]が名誉金賞を42年には[いそ浪]が水産庁長官賞を受賞するなど数々の評価を受ける中、『本物の味を適正価格でお届けする』という基本を忘れない金城軒。創る人・売る人・そして御客様の要求の接点がどこにあるのかを見抜き、人の心を大切にする……これこそが金城軒のベースなのである。 |